例えばの話です。
ここに一組のカップルがいます。
彼はお酒が好きです。
リラックスできるので、もっぱら家呑みします。
彼女はずっと料理をきちんとしたいと思っていたので
家呑みが好きな彼のために料理を奮闘中です。
未熟ながらも場数が増えてきた彼女は
ーなるだけ出来たてを食べてもらいたい
ー大皿に盛って、食べる量は食べる人本人がきめたらいい
ーお酒の種類によって、何種類もつくることをトライしたくなる。まだ段取りが良くないので待たせたりしてしまう。
という状態。
一方彼は、
ー結果食べている時間がだんだん長く、夜遅くなる
ー出されたらつい食べてしまう
ーでも気がついたらお腹いっぱい。このままだと体重が増えてきそうと不安もある。
という状態。
よくあるストーリーですが、ここでお互いに
「相手の行為を勝手に推し量って」しまって
食べてくれてるんだから、もっと頑張ろうとたくさん作り、
作ってくれるんだから、残さず頑張って食べようとする
という方向に行ってしまうと、
結果、
彼は太ってしまい
彼女は料理を楽しめなくなるんですよね。
相手の行為を”勝手に善意に解釈すること”より、
お互いのやっていることが、無駄にならないようにするのが大事です。
それが、”ことの本質”を共有することです。
このカップルは話し合い
「彼は健康かつ太ってしまわないこと」が本質だと共通認識を持ちました。
この軸が定まったことで、
食べ過ぎないように、残すことへの罪悪感を感じることもなく
食べる量や速さを作る方もコントロールする必要性を認識できました。
お互いに無意味な”推し量り”を続けると
大事なものも壊れてしまいます。
こういう意識合わせって、仕事のシチュエーションでは当たり前ですが
プライベートだと軽視されがちです。
というか、プライベートまでこうはしたくないとか言ってる人もいます。
でも、自分一人で完結する何か 以外は
すべてのことには相手がいるわけで
うまくやるためにはどんな場面でも必要なマインドセットだと思います。
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と、真面目な話をしてきましたが
本質は共有できたけど
お互いの行動の最適解は簡単には見つからないものですねぇ。
あなたの場合は、どうしてます? アドバイスくださいって、言ってます笑
にゃは★